機織るひと、根岸おじいちゃん

種まく人工房の江沢さんにお会いして、機織り機がほしくなってしまったわたしたち。
願えば叶うものですね。
縁あって、機織り機をいただけることになり、東和田へ頂戴にあがりました。
しかし、糸が通ってない状況では何がどうなるのかまったくわかりません。
機織るひと、根岸おじいちゃん

「織るところなんて、最後の最後。そこまでの準備をするのが大変なんだよ」
と、持ち主である根岸おじいちゃん。
それではと、かつては教室も開いていたという根岸おじいちゃんの自宅におじゃまして、機織り講習会を開いていただきました。
機織るひと、根岸おじいちゃん

根岸おじいちゃんはもとは大工の棟梁さん。
善光寺の大本願の改修なども手がけた方です。
もしや…と思って聞いてみると、やはり機織り機はすべて手づくり!
すごい!

模様を考えること、糸の長さと幅を決めること…と初歩から丁寧に教えていただきました。
機織るひと、根岸おじいちゃん


ひとまず、細かーい格子状の板に糸を通すところまでは完成。
しかし、これらの作業の細かいこと。先人の知恵の深いこと、深いこと。
糸巻きから、糸の長さをはかる木枠や、そのやり方…工夫がたくさん詰まっています。
それから、縦糸は同じ模様でも、横糸が違うだけで、全然印象の違う布になってしまうのにも驚きました。
機織るひと、根岸おじいちゃん

ひと段落したところで、アイスと根岸おばあちゃんお手製の自家製きゅうりの漬物をいただきながら、昔の人がどれほど働き者だったのか、根岸おじいちゃんが根岸少年だった頃の暮らしなどをお聞きしました。

続きはまた来週です。
根岸おじいちゃん、ありがとうございます。またよろしくお願いします。


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2010年08月20日 Posted bybonnecura at 18:42 │Comments(0)その他

 
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