ちちぱんとパンのつづき
つづき
丁寧な仕事ぶりで、ゆったりした時間が過ごせる癒し系カフェを自負しているムッシュにとって、
いわゆる、ふくらし粉を混ぜて効率よくつくるパンは許せないというのも十分理解できる。
しかし、これは「ちちぱん復刻プロジェクト」なのだ。
現代風にアレンジするとしても、先ずは当時の味がどんなものだったのか確認する作業は必要なはずだ。
たとえこの場が険悪な雰囲気に包まれようとも、あえて空気を読まずに言ってみた。
宮 本 :「それに(型があるのだから)、かたちは重要だよね。」
ムッシュ:「・・・・・。この前、松木さんがもっとパンぽかったって言っていたから、やってみたんじゃないですか。」
むむむ。完全にふてくされてる。
とそこへ、タイミングよく松木おとうさん(息子さん)がラバソを訪ねてきました。
駒屋本店の包装紙が見つかったからと、わざわざ届けに来てくださったのだ。
これ幸いと、ひとしきり包装紙の話題で盛り上がり場が和んだところで、
松木さんにも、試作ちちぱんのご意見をいただいてみた。
松 木:「やっぱ、かたちは重要だよね。」
あ。。。。
つづく。
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