どのように無くすか
ボンクラでは、要らなくなった建具や家具を譲り受け
修理して有効に使っていけたらと考えています。
その時、出来る限りどこでどんな人が使っていたものかを記録して
いこうと思っています。
ものの思い出や記憶も一緒に引き受けること。
そしてものを使い続けるということは
ものの歴史に自分も名を連ねること。
とても大事なことだと思います。
昨日は、篠ノ井の解体される古民家から不用品を譲り受けてきました。
最後に解体される家をバックに家族全員で記念撮影。
みなさんよい笑顔です。
家族に愛された家だったのでしょう。
時代の流れで古い建物が無くなっていくのは仕方ありません。
でも、『どのように無くすか』はもっと考える必要があるのかもしれません。
家族の笑顔を見てそんな事を思いました。
消えゆく建物の思い出や記憶を少しでも家族に残せたのなら、
bonnecuraの活動はぜったい意味のあるものになると信じています。
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