まのいいりょうしと風の歌
たまちゃんのお誘いを受けて風博士のライブを聴きに太田さんとナノグラフィカへ。
風博士こと杉山さんは、鳥取県岩美町在住のミュージシャン。ナノグラフィカとの交流も長く、これまで門前には幾度となく来ています。2011年には、門前に暮らしながら曲づくりをして、門前のみんなとレコーディングをするなんてこともありました。(過去のブログ:
風博士とレコーディング)
今日のイベントタイトルは「まのいいりょうしと風の歌」
‶まのいいりょうし〟とは同名の絵本のタイトルから取ったもの。自分は知りませんでしたが、現在は小学校の教科書にも載っている昔話だそうです。
ざっくりしたあらすじは、
猟師が息子の七つの祝いのためにと出た猟で、砲身の曲がってしまった銃で撃った一発が13羽の鴨を仕留め、さらに鯉、ウサギまでもが手に入ることになったという、運が運を呼ぶお話。そしてその幸運を一人占めせず、村のみんなで大宴会しましたとさ。というもの。
杉山さんが、このお話のなかで好きなところは次の二つ。
1.砲身が曲がってしまうという不運にめげず、猟に出るところ。
2.得た幸運をみんなでシェアするところ。
「まのいい」という言葉は、はじめて聞きましたが、この猟師の日々の暮らしの中で起こる浮き沈みの受け入れ方がとてもいい。
現在は猟師でもあり漁師でもある杉山さん。なかなかまねできない生き方ですが、いつか「まのいい暮らし」ができるように、まのいい人でありたいと思います。
(宮本)
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