少しのあいだ カネマツを使ってみたい方 募集します





来年7月までをめどに建築基準法が変わります。
これまで、カネマツで営業できる「店舗」の面積は
カフェと本屋さんのスペースが最大値でしたが
法律の改正にともない、その面積を増やせることになるのです。
そこで考えました。
今後、たとえば入り口の蔵の1 階と2 階を
一体的に貸し出せる可能性がある、と。
たとえば2 階はギャラリーショップ兼事務所
1 階はカフェにして、ときどきイベント。
イベント時は、現在のフリースペースも一体的に使えます。
フリースペースを飲食スペースにしてもいいかもしれません。
イメージはいろいろできそうです。
自分の事業に可能性があるのか試してみたい方
あるいは、カネマツの使い心地を試してみたい方。
お店を出してみませんか?
ひとまずはトライアルですが
来年の7月頃に向けて
長くやってみてくださる方、歓迎です。
もちろん、1 階だけでも大丈夫です。
まずはご相談ください。


面 積/ 1 Fカフェスペース約8 0㎡ 2 F ギャラリー& 事務所ペース約8 0㎡
家 賃/ 8 万円( 応相談)
光熱費/ 2 万円( 使用の状況に応じて変更になる場合もあります)
営 業/ 営業時間と営業日については要相談
※ 現在、キッチン設備はあり、水道、ガス、電気は使用可能な状況です。
※ 1・2 Fが一体的に使用できるのは早くて2 0 1 9 年7月以降です。
問合せ/ bonnecura@gmail.com


LLP.bonnecura|有限責任事業組合ボンクラ  


2018年08月09日 Posted by bonnecura at 19:12建築

カネマツカフェプロジェクト



念願だったカネマツCafeプロジェクトが始まりました。
これまで、カネマツの工事はボンクラ自身がしてきましたが、
今回はちょっと違います。

必要最低限の計画、申請、手続き、他工事との調整等、全体のプロデュースをボンクラが行い、
大工の武田さんと愛ちゃんに具体的なデザインと施工をお願いして、
実際にCafeを使うシェフの木谷さんと使い勝手を検証しながらみんなで施工を進めていく。

ボンクラは、特に法に係る基本的な計画はするものの、
細部のデザインはつくり手である大工さんに任せるというのがポイント。

これは、これから門前で増えるであろう空き家の改装、改修工事の取り組み方として、
新しい仕組みや体制をつくっていくための試みでもあります。

何が良くて、何が良くないのか。ここで、どんなストーリーを持った空間が欲しいのか。
ただその共通の認識だけを持って、みんなが各々自分の頭を使いながら作業を進めていく。
だから、なんとなく方向性と期日は決まっているけど、具体的な完成図は存在しない。

どんなCafeが出来るのか。楽しみです。  


2010年12月26日 Posted by bonnecura at 18:00Comments(0)建築

石坂洋家具店×ニジュヘア

カネマツにも時々遊びに来てくれるニジュヘアさんご自身で改装を進めていた
若里にある石坂洋家具店の工房。

一か月くらい前にお伺いした時もずいぶん雰囲気のあるところでしたが、
先日行われたお披露目ライブの際は、一段と素敵な場所になっていました。
(それにしてもニジュさんの器用さとセンスの良さには脱帽です。)

カネマツのロッキングチェアを直してくれたKibiCraftさんも一緒に、
改装のお手伝いをしていただけたみたいで、
いろんな人や場所が繋がってまたひとつ魅力的な空間がまちにできました。

こうして、日頃見慣れた風景の中に特別な世界を再発見できることが大事。
そこに、人が深く感動する大きな価値があるんだと感じました。



ニジュさんおめでとうございます。また遊びに行きます。  


2010年12月20日 Posted by bonnecura at 16:04Comments(2)建築

須坂に曳家あり!

昨日建築チームで、箱清水の堀建築設計事務所の堀幸一さんのお誘いで、須坂にある円了寺というお寺の曳家(ひきや)工事を見学してきました。

曳家とは、建物全体を壊さず丸ごと移動してしまう古くからある工事の名称で、
現在ではあまりお目にかかることが少ない工事なので間近に見学できるチャンスは貴重です。

須坂の金田工業所の曳家職人の息の合った作業でコロを送りながら、親方一人の力でゆっくりと大きな本堂が動いていきます。



職人の技術はとても高いのは言うまでもありませんが、原理としてわかりやすい工事なので見ていて楽しい。
昔はこの曳家が老若男女が見守る地域の一大行事であったに違いない。

それに比べて最近の建築工事は、素人目には何の作業をしているのかわからない工事が多いのではないだろうか。

わからない事が多いと出来上がったものに愛着が持てず、数十年で建て替えようと思ってしまうのも無理はないような気がする。

聞くところによると円了寺の本堂は建立から既に約250年の歳月が経っているそうだ。

「どのようにつくるか」ということとも大事だけど、そのつくった頃の記憶が薄れてきたら「どのように残すか」という点で”曳家”という保存方法は、人の気持と建物を超長期に渡って繋ぎとめるしくみのひとつなのだと思った。  


2010年07月07日 Posted by bonnecura at 20:47Comments(0)建築

縁側とケヤキ

今日は妻科にある老舗のお味噌屋さん、
井上醸造さんを見学させていただきました。



井上醸造さんには家を持ち上げてしまうほどの
樹齢300年を超える大きなケヤキの木があります。

この巨木に抱かれている築160年の家は
長い間、倉庫として使用していたようですが、
この度、井上さんは思いきって改修の手を入れられました。

→改修の様子は施工をされた守谷建工さんのHPで。



復活した縁側に座ると、梅雨の晴れ間の爽やかな風が通り抜け、
裾花川のせせらぎの音がとても心地よい。

家のほとんどの柱はケヤキの木によって斜めに傾いていますが、
樹齢300年の巨木の下に居ると思うと不思議と安心感があります。

今回、井上醸造さんが行った”縁側とケヤキ”をテーマにした改修には、
内と外、家と木、人と自然、等々。。。もともと空間や環境を仕切る
意識が希薄な日本人の感性を強く感じ取ることが出来ます。
きっと、それが”居心地の良さ”に繋がっているのでしょう。

その後、ほとんど手作業な味噌造り工程も見せて頂き、
お味噌の奥深さに感心しつつ、お味噌が食べたくなっちゃいました。

井上醸造さんありがとうございました。


↓来週7月3日(土)には、この縁側でイベントがあります。

けやきの下で夏の縁側物語2010
  


2010年06月24日 Posted by bonnecura at 19:03Comments(2)建築

長野市民会館の記録を残そう!



あと1年で閉館が決まっている長野市民会館

今のうちに市民会館の事について様々な観点から記録を残しておきたい!
門前研究会(もんけん)で、そんなことを思う様々な分野の有志が集まり、
とりあえず新しい館長さんに会いに行きました。

今年度から長野市民会館の館長さんは指定管理者Dynamics(ダイナミクス)の、
笠原亜希子さんが就任されています。

50周年の節目を迎えると同時に、
その役目を終えることになってしまった長野市民会館の最後の館長さんです。

これまで、長野市民会館の館長さんが誰なのかなんて気にも止めませんでした。
そればかりか、館長の存在さえもわからないくらいでした。

でも今年度は長野市民会館の館長としてちゃんと顔が見えるのです。
これは結構大事なことで、建物にも親しみを感じさせる要因になる筈です。

早速、笠原館長に改めて館内を案内していただきました。

ボンクラの散歩のバックヤードツアーではお見せできなかった、
隠し部屋やお風呂等も見させていただき楽しかった。

そして、なんとDynamicsさんでは今後市民会館内で飲食が出来るようにしたり、
夏にはホワイエでビアガーデンを企画中とのこと。
実現したらすごく楽しそうです。市民会館で大カラオケ大会も夢じゃないかも。



座席の順番が”いろはにほへと…”なホール客席も今日はじっくり見学できました。

ひと通り見学した後は、みんなで今後の活動について話し合いました。



目標は、長野市民会館の記録をまとめて出版物にしたい。
先ずは資料収集から始めます。
たくさんの人からの市民会館に対する思い出やエピソードも集めたい。

Dynamicsさんのご好意で、これからの会議には長野市民会館のスペースをお借りて行います。

せめて長野市民会館の最後の一年が、たくさんの人の記憶に残るものになったら素晴らしい。
もしも、そんな想いをお持ちの方がいましたらご連絡ください。


  


2010年05月11日 Posted by bonnecura at 23:55Comments(0)建築

実測調査



今日は古い建物の実測調査をしました。

先日ボンクラに、
使われなくなった建物の活用について相談をいただき、
とりあえず現況を調査した次第です。

古い建物の実測は地味な作業と思われる方が多いと思いますが、
味のある建物の実測調査は、建築好きには結構楽しいものです。

古けりゃなんでも良いっていうものではありません。

建物をつくった時の事や、
長い時間使ってきた人のことを想像できる建築が面白い。

それはきっと建物に時間の厚みが感じられるからだと思う。
これまで長い歴史を歩んできた建物は、
これからもきっと未来に繋げていけそうな気がするから。

そんな意味で今日の建物は満点でした。
さて、どんな未来が描けるか。

  
タグ :実測調査


2010年05月03日 Posted by bonnecura at 18:47Comments(0)建築

工事中

KANEMATSUのCafeに時計が付いたり

製氷機が使えるようになったり

少しづつ少しづつ変わっていくKANEMATSU。

KANEMATSUはいつ完成するんですか?
そんな質問をよく受けます。

そう聞かれた時は、

「ずっと完成しません。」

と答えています。

正直なところ「工事中」の状態が楽しかったりする。
毎日が文化祭前日のような気分。

仮に、まちに対するパフォーマンスを建築が演ずるとすれば、
「工事中」は最も即興性を帯びた躍動感を感じる場面ではないだろうか。
そんなことを思っているからKANEMATSUはいつまでたっても完成しません。



はい。
今日は工事が遅れている言い訳でした。
工事のお手伝いしてくださる方大歓迎です。

  


2010年04月30日 Posted by bonnecura at 21:20Comments(0)建築

ニワ。

昨日、bonnecuraな太田がお江戸へ行ってきました。

丸の内のビルの谷間にある公園というかお庭。
それほど大きい公園ではありませんが、緑と水と人のバランスが心地良かった感じがしました。

長野市中心部も緑が少ないエリアもあるように感じます。
ただ草木を植えるのではなく、そこに集いたくなる建物や庭が多くなってくれる事を期待したいですね。

長野駅を降りたら森があったらステキかも。
勝手なこと言ってますが・・・

  


2010年03月24日 Posted by bonnecura at 10:36Comments(2)建築

飯綱プロジェクト。

晴れ男多いボンクラ一同。

この日も晴れ。
飯綱某所を訪れました。

有限責任事業組合ボンクラ(LLP.bonnecura)では新しい“仕事の形”にもチャレンジしています。
異なる仕事をしているメンバー間のアライアンス(同盟)を組企業同士の提携をはかって他とは違う
グリエイティブユニットを作って活動を始めました。

それがボランティア活動やお金をいただく場合でも有効に機能し始めました。

この集まりを作る前に、大前提として仲良しグループにならない。
組織を継続させるためにある程度収益を見込める事業をして行こうという気持でボンクラという
ユニットを作りました。

これからは垣根をこえた仕事の形もどんどん広がって行くのではないでしょうか。
そして仕組みを作り多くの方に【マネ】したいと思っていただけるユニットを目指します。


  


2010年02月18日 Posted by bonnecura at 17:14Comments(2)建築