アートトーク2010

先日開催されたアートトーク2010では
アートトーク2010

小林一郎(長野市郷土史研究会会長)
小林玲子(歴史の町長野を紡ぐ会代表)
小林竜太郎(長野郷土史研究会青年部長、歴史の町長野を紡ぐ会事務局長)
の3名がゲストとしていらっしゃいました(豪華!!!)
お客さんも結構いらっしゃってました。

ご存知かとおもいますが、
小林一郎さんと玲子さんはご夫婦で、その息子さんが竜太郎さんです。
つまり、一家で同じお仕事をされているのですが、
小林一郎さんのお父さんの小林計一郎さんから、郷土史一家の歴史は始まるのです。

小林計一郎さんは「信濃史科」という長野の郷土史の編さんの手伝いをしたことが
きっかけで、高校教諭を務める傍ら郷土史家の道を歩み始めるのですが、
今までの郷土史の研究家とは違って、
一般の人々にこそわかりやすく歴史をひもときたいと考えるのです。
そして日本でさきがけて、
史跡めぐりや古文書講習を始め、一般の人に解りやすい郷土史
「善光寺と長野の歴史」を昭和33年に出版したのです。
これが評判になり、長野郷土史研究会を創立、機関誌の発行や、郷土の本を
編集するようになったそうです。

そのような仕事ぶりを見たり手伝ったりする中で、一郎さんはもとより、
玲子さんも、竜太郎さんも、いつの間にか長野の歴史に関わるようになったそうです。

最近では、善光寺や、長野の歴史の研究にとどまらず、
これからの長野に歴史が活かせないかと研究、活動の範囲をひろげていて、
歴史の中にこれからの長野のヒントが眠っている、とさらに研究を深めている一郎さん。
観光客にも絵解きを体感してもらいたいと尽力する玲子さん。
町の中に残っている映画館。これを大事にしたいと映画に注目している竜太郎さん。

アートトーク2010
小林計一郎さんの築いた長野郷土史研究を深め伝えると同時に、三者三様の展開をみせている様子です。

ところで、親子の会話が敬語だそうです。
お互いを尊敬し合っているからこそ敬語?
と勝手に納得。家族でこれからも良い仕事をされていくだろうなという
気配が感じられました。

小林一家の皆様ありがとうございました。

そしてこのアートトークがきっかけで
もんぜん古文書入門が開催されることになったそうです。
毎月第3木曜日6回シリーズ 初回は12月16日(木)19:00~20:30
場所:ナノグラフィカ
講師:小林一郎さん
参加費:1回500 円
定員:15名(要予約)
お問い合わせ・お申し込み
長野郷土史研究会 tel:026-224-2673
     メール:kyodoshi@janis.or.jp


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2010年12月03日 Posted bybonnecura at 10:53 │Comments(0)ギャラリー

 
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