農楽里ファーム。

昨日は真冬の雨のなか、長野市大岡(旧大岡村)行ってきました。
長野駅から車で1時間程の自然豊かなエリアです。
この日は残念ながら雨で、美しい山並みはみることはできませんでしたが
観光地としても潜在的なパワーや魅力を感じました。
さてこの日訪れた農楽里(のらり)ファームさんは
埼玉の飯能から長野市大岡、慶師(けいし)集落に移住された農家さんです。
有機無農薬、循環型の農業をされているそうです。
建物は昭和初期(昭和8年って言っていたような)の建物を買い住みやすいよう修繕を加え
住まわれています。
中に入ると天井も高く広い建物でした。以前はこの建物で「お蚕」をやっていたそう。
どおりで、2F部分の1フロアが広いわけです。
この建物住人の遠藤さん太田さん夫婦に農業のお話や限界集落のお話など沢山お聞きしました。
そこでお初キーワード【半農半X】という言葉。
簡単に言えば半農半Xとは小さな農のある暮らしをして、残りの半分はX(エックス)~つまり好きな事(仕事、天職)をやろう、という事です。人によって当然Xの部分は様々です。半農半画家でもいいし、半農半翻訳者でもいい、半農半ヘルパーでもOKです。農の部分は決して商売でなくていい。自分と自分の家族が食べられるだけの食があればそれでいい。本当に必要なものを満たす小さな暮らしをして、好きな事をして積極的に社会にかかわって行く、そんな生き方・考え方を意味しています。(抜粋)
とのことです。
長野(田舎)ではこのような言葉は浸透していませんが、
以外に生活に根付いているスタイルかと思います。
食の安全性や農業の担手不足、限界集落が抱えるさまざまな課題を【農】というキーワードで
解決しようと頑張られているお二人。
我々ボンクラも知ることから始めたいと思います。
美味しいお昼ごはんありがとうございました。
●オイラがニャンとかするニャン。
